bubbleでデータベースの作成方法
bubbleでデータベースを作成する方法を解説します。
データベースに日本語が使えますので、直感的にデータベースを作成していくことが出来ます。
データタイプとフィールドについて
まずは、データベースを作成するための基本的な考え方を整理したいと思います。
例えばですが、求人情報というデータベースを作るとします。
求人情報には、企業名、求人タイトル、募集職種、給料、条件など、様々な情報が入っていると思います。
求人情報という大きなかたまりが、データタイプになります。
そして、求人情報の中に入れる様々な情報をフィールドと呼びます。

bubbleでのデータタイプの作成方法
早速ですが、bubbleでのテータタイプの作成方法を解説していきます。
- 左サイドアイコンの中から、データベースアイコン(赤枠)を選択
- Data typesタブを選択
- 下部のNew typeにデータタイプを入力(例で求人情報と入力しています)
- createボタンをクリック
これだけで、簡単にデータタイプを作成することできます!

bubbleで使えるフィールドタイプ一覧
まずは、お問い合わせフォームをイメージしてみて下さい。
氏名入力欄にはテキストが自由に入力できますが、電話番号入力欄の場合、数字を入れないとエラーになってしまう
こんな経験ありませんか?
フィールドには、どんな形の情報を入力してもらうかタイプを事前に設定する必要があります。
お問い合わせフォームの電話番号欄にテキストを入力するとエラーになる現象は
入力フィールドに数字を入力するタイプが指定されているからです。
データベースに話が戻りますが、先ほど、求人情報の中に含まれる、企業名、求人タイトル、募集職種、給料、条件などがフィールドと呼びますと説明をしましたが、このフィールドには、テキストだけではなく、募集人数の場合は数字だったり、応募締め切りの場合は日付だったりと、様々なタイプが存在します。
少し難しいかもしれませんが、フィールドにはどのようなデータのタイプが入力できるのか、事前に設定をしておく必要があります。
bubbleで使えるフィールドタイプ一覧になります
- text:テキスト文字列
ー任意の文字列を入力可能。テキストなので、数字も可能 - number:数値
ー整数または少数の入力が可能で、米国標準形式フォーマットが採用されているので、ピリオドで少数を区切ります。(例:123.456) - number range:数値範囲
ー下限値と上限値を設定した、数字の範囲を選択できるタイプ - date:日付
ー日付と時刻の選択が可能 - date range:日付範囲
ー日付の範囲を設定した日付の入力タイプ - date interval:日付間隔
ー入力された2つの日付の差を数値化するタイプ。2つの日付の、日数、時間、分などを表します。 - yes / no
ー真偽の値 - file:ファイル
ーファイルのURLが入力可能 - image:画像
ー画像ファイルのURLが入力可能 - geogrphic address:物理的住所
ーgoogleマップ形式の住所 - データ型
ー作成済データタイプを紐づけることが可能

bubbleでフィールドを作成する方法
データタイプを作成したら、次はデータフィールドを作成します。
先ほど説明をしたフィールドタイプを設定していきます。
Create a new fieldボタンをクリックします。

このような入力フィールドがモーダルで出てくるので、
- Field name ーフィールドの名前
- Field type ー フィールドタイプ
を設定して【CREATE】ボタンをクリックします。
※モーダルとは、画面の上にコンテンツを表示させる技術で、bubbleでは自分でモーダル画面を作る機会もあるので、モーダルってこういうものをいうんだと知っておいてくださいね!

1つのデータフィールドに複数の値を保存したい場合
例えばですが、募集する雇用形態に、正社員、契約社員、パート、アルバイトなど、1つのフィールドに対して複数の値を保存したい場合はThis field is a list(multiple entries)にチェックを入れ、フィールドをリスト化します。

リスト化するのはとても簡単で、フィールドを作るときに、This field is a list(multiple entries)にチェックを入れるだけです。

下部のスクリーンショットは管理画面から手動でデータを入れられる場所ですが、通常のフィールドタイプには【Add】ボタンがついていませんが、リスト化されたフィールドはこのように複数の値を設定できるように【Add】ボタンが付きます。

bubbleでは自動で追加されるフィールドが存在
データタイプを作成すると、いくつかのデータフィールドが自動で生成されます。
- 固有ID ー 32文字からなる英数字で、変更することはできません。
- 作成日と更新日 ー フィールドに値が作成された作成日と、フィールドの値が更新されるたびに更新される更新日の2種類
- スラッグ ー 個別のページURLを指定する項目
こちらが、自動生成されるフィールドになっています。

bubbleのデータベースに同じ名前は使えるのか?
bubbleで作成するデータベースには重複した名前もサポートしています。
つまり、同じ名前のデータベースの作成が可能にはなっています。
ただし、正しい情報を認識させるために、一意の名前を付けるようした方が良いので気をつけましょう!
bubbleでデータタイプは何個まで作成できるのか?
bubbleでは、データタイプは最大1,000個まで作成可能です。